拗らせ女の恋愛遍歴 社会人編〜婚活から自認まで

学生時代編に書いた通り、仲間内で好きな人を作った結果とんでもなく惨めな思いをする事になり、

友人知人の目の届く所では極力彼氏も好きな人も作らない

という決心をしました。それは社会人になっても変わらず、「職場恋愛なんて以ての外!」と心に決めて、フラグや合コンの誘いなんかはガン無視で男社会で働き続けました。最初は私を他部署との飲み会に連れて行こうとしていた上司も諦めてくれました笑

 

ところで、好きなバンドの曲で25そこそこで結婚、30までにはママになるわという歌詞があります(一つも叶えてない現実、と続きます)。社会人になって何年かは太字の所そのままな人生を歩もうとしていました。その為にはまともな交際経験がないのは不味いと薄々気づき何か行動をせねばと焦り始めた20代前半。あと数年で結婚したいのに交際経験0(学生時代編で書いたT君の事は経緯が経緯なのでノーカウントにしてます)はまずいと思ったのです。

じゃぁどんな人となら付き合えるか、と考えたら結果、女の子と付き合えるんじゃなかろうか…という謎飛躍をしました。現実に誰かと交際をするとなったら性的な接触は避けられないと考えた時に、「裸で抱き合うなら女の子の方が抵抗感少ない気がする」と思ったのです。

ここに来て、バイ疑惑浮上

友達も親族もいない土地にポンっと一人で配属された直後で友達もいない状況だったので、寂しさのあまり安易に「女の子と抱き合う事」を考えていたように思います。何をしたかと言うと、何故かレズ風俗店について調べました。気になった店が東京だったので断念しました。

別に性体験を伴わなくても私が女性を好きになれるか確かめる方法はあるじゃないか、とコミュ障が一念発起、ビアンバー主催のクラブイベントに単身で乗り込みました。(会場を間違えてゲイのイベントに乗り込みそうになりましたw)そこで知り合って連絡先を交換した人は居るのですが、連絡は取ってません。何を送ったらいいのか分からなくて…

そこで色んなお客さんを観察していて、イチャイチャしたりキスしたりしてるお客さんを見て「羨ましいなー」「微笑ましいなー」という気持ちにはなりましたが、自分があの一員になれるかと考えるとあまり現実感がついてきませんでした。

 

その少し後に学生時代からの男友達から交際を申し入れられて数日話し合った結果、付き合わなかったりもしました(これについては別の記事に詳細に書くと思います)

 

自分がセクマイの可能性を考え始めたのはこの頃です(そうだとしたらバイかアセクだと思っていました)。その可能性は頭の隅に置きつつ結論を先延ばしにしつつ、脱恋愛ニートしようとしていました 。この時点で目的は「恋愛すること」というよりは「結婚すること」に変わっていました。結婚する為にも恋愛!みたいな。

 

恋愛ニートを脱出できないまま二十代半ばでの結婚も諦めた頃、先輩(女)からマッチングアプリを勧められました。「だって20代女子は無料だよ」と言いくるめられてインストールしたお見合いアプリ、これが一番本格的に婚活してた感あります。何人かとマッチングして「会いましょう(*^_^*)」みたいな流れにはなったのですが、実際に会ったのは一人…

3回くらいデートをしまして、初対面は割と和やかに話せたのに時間が経てば経つほど人見知りが発動していき、「ダリアさんがどんな人なのか分からんw」と言われてしまう始末。やり取りをしながら彼と交際する事についても考えましたが、毎回「友達にはなれると思うけど、彼氏…?結婚…!?」「仮に結婚したらこの人の子供を育てるの?」と毎回同じ事で迷っていました。3回目のデートの時に手を掴まれた時に何も感じなさ過ぎてびっくりしました。その瞬間に「仮にこの人と交際しても異性として好きになる事はないな」と悟りました。彼とは次に会う約束をする前に私が転居してしまい、連絡はとっていません。アプリも退会しました。

 

彼とのやり取りを経て「筆不精の私にはマッチングアプリは無理だ」と悟った頃にTwitterのヲタ垢のTLに「ヲタク街コンで彼氏が出来た」という方が現れました。街コンの類は一緒に参加する友達も居ないし、何よりコミュ障なので避けていたのですが、知っている方(コスイベで一回お会いしただけですが)のそういう話を聞くと「私もイケるんじゃ!?」と根拠レスで前向きになりました。彼女の事をロールモデルに出来るんじゃなかろうかと思ったのでしょう。

結果、爆死しましたよね。

希望の条件に「頼れる年上(ハート)」と書いたのにまさかの私が最年長。全員と一回ずつお話する形式だったのですが、「歳下ですみません」とコメントを書いてくる方もいらして「此方こそBBAが出しゃばってすみませんでしたぁ」ってスライディング土下座をキメたい気分でした。その事をTwitterに書いたら友達から「だから(街コンはやめとけって)言ったのに」と言われる始末…

 

恋活とやらも婚活も、やってはみたものの現実感が追いついて来ない事について原因を真剣に考えようとしてようやく、先伸ばしにしていた「自分がアセクである可能性」と向き合わざるを得なくなりました。

が、自然に恋愛出来ている人達に「私は恋愛出来ない人間なのかもしれない」と相談した所で、根拠レスに「そんなこと無いよ」「良い人と出会ってないだけだよ〜」と言われるのは明白。相談すべき場所はどこなんだと思いダメ元で「セクマイ 相談」でぐぐった所、セクマイの電話カウンセリングをしている所を見つけました、しかも初回は安い。当時、仕事の都合で人と接さない生活で会話に飢えていたのもあり、即予約しました。

「この電話の時間だけでは断定は出来ない」と前置きしたうえで、「ダリアさんはアセクの傾向はある」 と言われました。

そうかやはりそうなのか、と納得した途端、自分で自分に課していた「脱恋愛ニート」というプレッシャーが無くなってスッキリしたのを覚えています。

 

恋愛についてのプレッシャーはなくなっても、現実に付き纏う「結婚」問題。アセクを自認したらそれはそれで別の理由で結婚に悩む事になるだろうと分かっていました。

「でも、それって悩むの私だけじゃなくやい?同じように結婚について悩むアセク・ノンセクの方って多分いるよね?」 

と思いダリアというTwitterアカウントを作る事になりました。

 

以前主催したアセク意見交換チャットも、同じような事で悩むアセクの方の集まる場所として開催しました 。それが気付けばコスオフ主催…

人生って何が起こるか分かりませんね(๑´∀`๑)

 

この界隈、みなさん同じような事で悩んだり困ったりしてるんじゃないかと思っていたのですが、みなさん明るくて楽しくて、たまにヘヴィな話も降ってきて、それも暖かく迎え入れる空気が凄く気に入っています。

 

コスオフの次は何を企画しようかなゎ‹ゎ‹(*´ㅂ`*)ゎ‹ゎ‹