Twitterで見かけた怖い話についてつらつらと

お久しぶりです。ダリアです。

 

Twitterで怖いニュースが流れてきたので、そこから一人で連想ゲームした事をつらつら書いてみます。

URLドーン

https://news.yahoo.co.jp/byline/matsuokasoshi/20220629-00303189

 

記事によると200人以上の国会議員が参加してる政治団体の懇親会で配られた冊子に、「同性愛は依存症」「LGBTの自殺率の高さは個人の問題」的な、LGBTからしてみたら差別的な内容が記載されていたとの事です。

 

差別的というか前時代的というか…。そんな人達が政治やってるってマジかと思いました。日本の法律や制度は人口が増えていく時代に作られた物で、人口が減っていく現代に合っていないと思っていましたが、こんな人達が政権を握ってたらそれりゃいつまで経っても古い制度のままだわな。

人口が減っていく中でどうやって社会を成立させるかを考えるべきだと個人的には思っているのですが…そうか…自殺を個人のせいにしてしまうのか…

 

個人には異性愛だろうが同性愛だろうが、恋愛って依存的な部分はあると思っています。彼氏や夫に経済的や精神的に依存する人やパートナーを支配していないと気がすまない人達は少なからず居ます。少女漫画の片思いシーンでよくある「相手の事で頭がいっぱい」「他の事を考えられない」って完全に禁断症状じゃないですか。「パートナー以外の異性と2人で遊びに行くなんて浮気だ!」という人達の方が世の中では多数なのは承知していますが、人類の半分を相手の人間関係から排除するという思考の方が依存的かつ支配的で怖いと私は感じています。

 

自殺させないために治療等を云々とも書かれていたそうですが、それって思いっきりコンバージョンセラピーじゃないですか。海外ではコンバージョンセラピーで自殺してる若者が沢山居ると言う話は、このブログの過去記事でレビューを書いた「ある少年の告白」という映画のモノローグで出てきました。世界的にもLGBTは病気や遺伝ではないという流れになって来ているのに、どうして逆流するのか…鮭なのか…

 

私がこの記事を怖いなって思ったのは、明日は我が身と思ったからです。Aセク周辺のセクシャリティも少しずつ知られるようになって、ドラマになったりもしました。それ自体は良い事なのですが、今は同性愛者やトランスジェンダーの方々に向いている差別の矛先がAセクに向いてくる日が来かねないと思ったのです。「愛情がないなんて精神の異常だ!治療しろ!」という主張が出てきそうで怖いのです。愛情って恋愛ばかりじゃないですが、最上級の愛情=恋愛と思っている人達は多分少なく無いと思っています。

むしろ他人に依存する可能性のある恋愛とかいう感情がなくて精神的に自立していられるならその方が健全では…?などと正当化したりもしてます。

 

もう一つ記事を読んでいて気になった事があります。あの冊子が配られた政治団体っていうのは、母体が神社とかが関わってる宗教法人なのだと記事に書いてありました。ん?宗教法人??

政教分離って法律で定められてる事じゃなかったっけ?と思って調べて見たところ、どうやら憲法で定められている事らしいですね。その辺も憲法改正で変えようとしてるのかしら…何それ怖い。

 

こうなってくると選挙で代表を選んで、その代表が政治をすると言う仕組み自体に疑問が出てきます。国会議員の大半がいい歳したおじさんという時点で考えが古くなりそうですよね。特に結婚とかに関しては。

かといって、じゃあその仕組みを変えられるかと言ったら少なくとも私が生きてる間には無理でしょうね…

 

結局の所、海外に行く気がない以上は自分なりに折り合いをつけて生きるしかないんだなぁ…と思うと残り数十年の人生に希望を見付けるのが難しいです…しんどいですね…